再現性が高く、結果が早く出せる、最もおススメの副業は「せどり」だと考えます。

今回は初心者向けに「せどり」の仕組みを解説します。

「せどり」によっての「稼ぐ力」実践の糸口をつかんで頂ければと思います。

1 【初心者】がせどりを始める場合、Amazon販売がオススメである理由

先ず「せどり」を行う上でどこで販売するか迷うと思いますが、おすすめはAmazon販売一択です。

理由として

①他のECモールより売れやすい。
②フリマサイトより販売が簡単

という事が挙げられます。

①他のECモールより売れやすい。

皆さんよく知っているECモールは、Amazon、楽天市場、ヤフーショッピング等幾つかあると思うのですが、統計でもAmazonの販売量が圧倒的(70%以上)です。更に商品点数も圧倒的です。

またAmazonが他の代表的なECモールと異なる点は、既に出品されている商品があれば「商品ページを作りこむ必要なくその商品ページに出品できる(相乗り)」という点です。

ですから「手間がかからず」「(商品ページの良し悪しで)閲覧数に差が出ず」販売価格さえ合えば、日本で一番販売されているECモールでニッチな商品迄、販売チャンスがあるという事です。

これは私の実体験ですが、初めてAmazonとヤフーしょっぴんに出品した際の比較では、Amazonでは1つ目の商品が売れたのは出品即日でしたが、ヤフーショッピングでは1週間かかりました。※同商品

②フリマサイトより販売が簡単
フリマサイト(メルカリ、ラクマ、PAYPAYフリマ等)は気軽に出品できるところが一つの売りだと思います。

ただ、これは①の内容とも被るのですが、フリマサイトは商品1品につき1つの商品ページが必要です。また個人と個人の取引ですので、1つの商品を売るのに連絡のやり取りを行う必要があります。(値段交渉や商品の状態等)

ですのでフリマサイトで新しい商品を出品しようとすると、早く見積もって15~20分はかかります。(※商品撮影5分、説明文5~10分、出品申請5分)更に出品してから販売するまでに、出荷手配や、場合によっては、検討されている方から質問や価格交渉の時間が必要です。

これがAmazonですと既に出品している商品に「相乗り」という形で出品すれば写真等必要なく5分で完了し、自動商品が発送できます。

2 Amazon販売Xせどり、稼ぐ仕組みの解説
Amazonせどりとは、簡単に言うと、ネットや店舗でAmazonより安い商品を購入して、Amazonで販売して利益を得る事を指します。

①Amazonで売れ行きを「調べる」
②ネットや店舗でAmazonより安い商品を「見つける」
③見つけた利益見込商品を「仕入れる」
④Amazonで「販売する」

①Amazonで売れ行きを「調べる」
先ずAmazon販売を行う場合、当然ながらAmazonで販売実績がある商品を探します。探す方法は幾つか体系付けられたものがありますが(別の記事で紹介しています)専用ツールを使えば、Amazon商品ページを見るだけで販売実績を読み取る事ができます。

これが「せどり」は再現性が高く、結果が早く出せるという所以です。販売実績(売行き、販売価格)を確認してから仕入を行うので赤字になるリスクというのが非常に低いです。通常の個人店舗さんが何年も掛けて調べるビッグデータがせどりでは先に手に入った状態で始められるという事です。

②ネットや店舗でAmazonより安い商品を「見つける」
商品を購入できる場所は色々あると思いますが、初心者におすすめするのはネットで探す事です。特に他のECモールですと購入した価格に一定のポイントが付くので利益が更に見込めます。

③見つけた利益見込商品を「仕入れる」
販売の為に購入する事を「仕入れ」と言います。セールの時期や季節等、仕入を行う時期によって利益に大きな差が出る場合もあります。

④Amazonで「販売する」
仕入を行なったらいよいよAmazonで販売を行うわけですが、、AmazonではFBAという「保管、発送、顧客対応」を自動で行ってもらえるサービスがあります。このサービスを利用すれば、仕入れた商品を指定のAmazon倉庫に送るだけで、半自動販売が可能となります。

3 Amazon販売Xせどりを始めるのに必要なもの
Amazon販売Xせどりを始めるのに最低限必要なものは

パソコン(専用ツール)
プリンター
梱包グッズ(ラベルシール、段ボール、ガムテープ)
クレジットカード

そしてAmazon出品用アカウント(作成無料)が必要となります。

「パソコン」は専用ツールを使う為、「プリンター」「梱包グッズ」は仕入れた商品をAmazon倉庫に送る際に必要となります。
専用ツールは「Keepa」というもので2000円/月程、クレジットカードは最初は無料のもので問題ありません。

つまり、パソコンとプリンターが家にある方なら初期費用が数千円で始める事ができます。

4 AmazonXせどりの2つの仕入れ先
仕入れ先は大きく分けて、電脳(ネット)と店舗の2種類に分かれます。電脳とは楽天市場、ヤフーショッピング等ネット上で購入できるすべてのサイトを、店舗とはドン・キホーテやヤマダ電機等の実店舗を指します。

当然どの商品でも利益が出るなんてことはありませんが、仕入れ対象としては、家電、ペット用品、化粧品、アウトドア製品、本、おもちゃ、ゲーム、パソコン周辺機器、食品、日用品等、無数のジャンルがあります。

5 商品探しのイメージ
ここからは実際に「電脳せどり」を行いFBAを利用して販売する場合の簡単なシミュレーションで解説していきます。

①Amazonで売れ行きを「調べる」

売れるかどうかを見極めるには「Keepa」というツールがお勧めです。

Keepaを導入し、Amazonの商品ページを見ると


このようなグラフが追記されます。

最も注目すべきは緑色のグラフで、これはAmazon内で何番目に売れているかを示すランキングとなります。商品が売れるとランキングが良くなるので、ランキングはギザギザになります。

よって、売りたい価格でランキングが動いていればその商品は売れていると判断することができます。


②ネットや店舗でAmazonより安い商品を「見つける」

では次に、先程のグラフで見たAmazon商品を販売して利益を出せるかリサーチしていきます。

先程の商品をネットで調べて、例えば楽天市場で800円(送料込)で見つけたとします。Amazonでは1,500円弱で横這いに販売価格が推移しているので値差は600~700円となります。ただこの商品がそのまま利益が出る商品かと言うとそうは言い切れません。

Amazon販売では手数料が発生する為です。

例えば今回の商品を1,400円で売る場合であれば
1,450円ー210円(販売手数料)ー318円(FBA販売代行手数料)=922円となります。

※FBA(Amazon倉庫)を利用して出荷した場合の概算価格。

各手数料の説明は以下のようになります。

販売手数料商…商品の販売に必要な手数料。ジャンルによって異なり、販売価格の8~15%
FBA販売代行手数料…FBA倉庫からお客さんへの発送にかかる手数料で大体200~500円(商品の大きさで異なる)

販売価格からこれらの手数料を引いた金額が実際にAmazonから入金される金額です。

つまり、今回「KEEPA」のグラフで見た商品については楽天市場で800円で仕入れる事ができたので、

922円(入金額)ー800円(仕入額)=122円

よって1個売れると100円以上の利益、利益率で計算すると

122円÷800円=15%
仕入価格に対して、15%の利益が見込る商品という事です。

③見つけた利益見込商品を「仕入れる」
仕入先によって異なりますが、

・購入価格やキャンペーンによって付くポイントやサービスがあるか?

・ネット販売の場合、別途運賃が掛からないか?

以上の2点が仕入れる際の注視するポイントになります。

④Amazonで「販売する」
仕入れた商品が到着したら、いよいよAmazonで販売する為にFBAの倉庫に送ります。

手順としましては、Amazonシステム(Amazonsellercentral)にログインを行った後、

商品登録→出品処理→集荷(運送会社に連絡)

というの3ステップとなります。

6 まとめ
少し長くなってしまいましたが、今回はAmazon販売を例にとって、せどり販売の大まかな流れを解説させていただきました。技術革新のお蔭で、せどりは最も再現性高く稼げる副業の1つとなります。

今日が一番若い時!

稼ぐ力を得る一つの方法として、この記事を見た機会にせどりに挑戦してみてましょう。